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【2024年04月27日20:59 】 |
ストリーム暗号とバーナム暗号・・・
似て非なるもの・・・

バーナム暗号は秘密鍵がなければ
復号できないことが保証されている

ではストリーム暗号も同様のことが言えるだろうか?

答えは否である

バーナム暗号は暗号化する平文以上の長さの秘密鍵が用意されるが
ストリーム暗号では平文未満の長さの秘密鍵であることが多い

バーナム暗号は秘密鍵と鍵系列が同じであるが・・・
ストリーム暗号では秘密鍵を擬似乱数生成器を用い鍵系列を作成する
更にこの鍵系列は・・・

情報理論的に安全とは保証されていない・・・^^;
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【2006年10月25日08:05 】 | 暗号 | コメント(0) | トラックバック()
バーナム暗号・・・
ワンタイムパッド暗号として・・・
暗証番号等の暗号通信として利用されているが
ファイル等の暗号化には不向きですね

完全な乱数を作ることは今のコンピュータでは無理だし・・・
鍵長は原文も長さと同じだし・・・
鍵を安全に保管できるなら原文を安全に保存できるはず・・・^^;

ところで何故バーナム暗号は解読不可能なのだろうか?

暗号文について鍵全数探索攻撃をすれば
必ず原文と一致するものがある
にもかかわらず解読不可能とは・・・

鍵長が原文の長さと等しく完全にランダムだから・・・
原文と一致したものがあったとしても
それが原文と等しいかどうか検証する方法がないため・・・

確かに解読不可能ですね^^
【2006年10月24日04:12 】 | 暗号 | コメント(0) | トラックバック()
暗号の安全性と鍵長
暗号の安全性は安全性は必ずしも鍵長で表されるわけではない

そこで同種の暗号はもとより異種の暗号に対しても
同一の評価尺度で安全性を示すようにしたのが等価安全性である

等価安全性は評価対象にする暗号に対して
最も効率的な攻撃法方を用いた時の解読計算量で表現される

では鍵長は何を表すのだろうか?
暗号はどんなに安全に設計しても
これ以上安全性を達成することは理論上ありえない
という限界を示している

つまり鍵長は安全性の上限を示しているのである
上述のように暗号アルゴリズムの脆弱性が発見されるたびに
安全性は低下しているので
同種の暗号であっても鍵長で安全性を比較することはできない

その他、実装に関して

アルゴリズムによっては
ある特定の鍵や方程式を使用した時に脆弱性がある場合も・・・

また実装攻撃に対する注意も必要である
これはアルゴリズムに関係なく
実装した製造物(ハードウェアやソフトウェア)に対する攻撃で
電力解析攻撃やタイミング攻撃、正規外の入力、モジュールの変形等がある

まぁ私の知る限り解読できない暗号はないはずだから・・・
バーナム暗号を除いては・・・

バーナム暗号だけは解読不可能な暗号として特許まで取ったから・・・
【2006年10月24日01:15 】 | 暗号 | コメント(0) | トラックバック()
あんごう・・・
デファクトスタンダード暗号技術の大移行
AESにより新たなブロック暗号が選定され、
AHSにより新たなハッシュ関数が選定されようとしている。

しかし、どんなに強度の高いアルゴリズムを使用しても
鍵管理がずさんであれば、解読されやすい。

毎回異なり推測されにくい鍵となると・・・
同じパスワードでも異なる鍵を生成するように
ソフト側で対応した方がいいんだようなぁ・・・
【2006年10月23日23:59 】 | 暗号 | コメント(0) | トラックバック()
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