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似て非なるもの・・・
バーナム暗号は秘密鍵がなければ 復号できないことが保証されている ではストリーム暗号も同様のことが言えるだろうか? 答えは否である バーナム暗号は暗号化する平文以上の長さの秘密鍵が用意されるが ストリーム暗号では平文未満の長さの秘密鍵であることが多い バーナム暗号は秘密鍵と鍵系列が同じであるが・・・ ストリーム暗号では秘密鍵を擬似乱数生成器を用い鍵系列を作成する 更にこの鍵系列は・・・ 情報理論的に安全とは保証されていない・・・^^; PR |
ワンタイムパッド暗号として・・・
暗証番号等の暗号通信として利用されているが ファイル等の暗号化には不向きですね 完全な乱数を作ることは今のコンピュータでは無理だし・・・ 鍵長は原文も長さと同じだし・・・ 鍵を安全に保管できるなら原文を安全に保存できるはず・・・^^; ところで何故バーナム暗号は解読不可能なのだろうか? 暗号文について鍵全数探索攻撃をすれば 必ず原文と一致するものがある にもかかわらず解読不可能とは・・・ 鍵長が原文の長さと等しく完全にランダムだから・・・ 原文と一致したものがあったとしても それが原文と等しいかどうか検証する方法がないため・・・ 確かに解読不可能ですね^^ |
暗号の安全性は安全性は必ずしも鍵長で表されるわけではない
そこで同種の暗号はもとより異種の暗号に対しても 同一の評価尺度で安全性を示すようにしたのが等価安全性である 等価安全性は評価対象にする暗号に対して 最も効率的な攻撃法方を用いた時の解読計算量で表現される では鍵長は何を表すのだろうか? 暗号はどんなに安全に設計しても これ以上安全性を達成することは理論上ありえない という限界を示している つまり鍵長は安全性の上限を示しているのである 上述のように暗号アルゴリズムの脆弱性が発見されるたびに 安全性は低下しているので 同種の暗号であっても鍵長で安全性を比較することはできない その他、実装に関して アルゴリズムによっては ある特定の鍵や方程式を使用した時に脆弱性がある場合も・・・ また実装攻撃に対する注意も必要である これはアルゴリズムに関係なく 実装した製造物(ハードウェアやソフトウェア)に対する攻撃で 電力解析攻撃やタイミング攻撃、正規外の入力、モジュールの変形等がある まぁ私の知る限り解読できない暗号はないはずだから・・・ バーナム暗号を除いては・・・ バーナム暗号だけは解読不可能な暗号として特許まで取ったから・・・ |
デファクトスタンダード暗号技術の大移行
AESにより新たなブロック暗号が選定され、 AHSにより新たなハッシュ関数が選定されようとしている。 しかし、どんなに強度の高いアルゴリズムを使用しても 鍵管理がずさんであれば、解読されやすい。 毎回異なり推測されにくい鍵となると・・・ 同じパスワードでも異なる鍵を生成するように ソフト側で対応した方がいいんだようなぁ・・・ |
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